顧問決め

部活動担当の教員が、来年度の部活動の顧問を決めていました。
いやはやたいへんです。
部活動というのは、教育活動に認められていながら仕事ではありません。
ボランティアなのです。
昔は無償でやっていたそうですが、現在はスズメの涙ほどの手当が出ます。
高校生のバイトよりも安い手当ですが。
部活命!の教員はいいのですが、そうでない教員にとってはかないません。
家庭も自分の休日も犠牲にしないといけません。
休みの日に部活動をしないと保護者から「熱心でない先生」と評価されてしまいます。
さて、そんなこんながあって、顧問決めはたいへんです。
運動部の指導が専門外で、興味のある部活動がなく、休日は自分や家族との時間を大切にしたい私のような人間にとっては、なるべく運動部の顧問にはなりたくありません。
幸い私は科学部顧問を仰せつかっているので一安心なのですが、他の人はあの手この手を使って、私は部活動の顧問はできないことをアピールします。
それをまとめていかないといけない部活動担当の教員はたいへんです。
やっぱりこの部活動という制度はおかしい。